2010年12月31日金曜日

師走の太東港

師走の太東港のスナップです。
ことしはタコはどうも不漁のようです。たこ壷を千個近くしかけておいて数匹しかとれない日が続いています。だから地物のタコは近所のスーパーで足が一本千円します。そんなことならタコ、もっと取っておけば良かった。しかし冷蔵庫にまだあるようなので欲を書いてはいけません。品薄だと思うと自分で食べないのに欲しくなるのでは、その人の品格が問題になります。
話はそれますが、釣り人も釣れるときは処分に困るくらいに思いっきり取ります。どうも万人の性向のようです。もう一歩踏み込んで自分だけ良ければ、ということに昨今の環境問題と共通の課題があるのでしょうね。
さる有名な猫のマークの宅急便の集配センターが刈谷の方にありますが、クール便の用で何時行っても10トントラックのがエンジンかかけっ放し、来客用の駐車スペースに排気ガスをふりまいてくれています。川崎時代は市バスの運転者に何度も注意しましたが、相手がトラックの会社はすこし気後れします。
高いお金を出してEVとかハイブリッドを買っている人がいますが、あれは単なるステイタスシンボルかもしれません。

さて本題に戻って、太東港のスナップです。
漁船はどれも大漁旗と日章旗を掲げています。釣り人はつれないサヨリを追いかけています。漁船のそこから魚を上げる場面がありましたが、魴鮄が数匹でした。10隻近くの活動中の漁船がありますが、出るのはいつも2、3隻。出しても燃料代が赤字になるだけなので漁に出ません。
暗い話はこれくらいにして写真をご覧ください。


 

 
 


2010年12月27日月曜日

エッチ蟹(再)

エッチ蟹、巾着蟹、マル蟹とか言います。
ワタリガニと同じような生態でしょう。後ろ足が水かきになっています。
詳しいことは知りませんが、砂の中に潜っていて餌を感知すると出て来て補食するそうです。
水温が下がると途端に動作が鈍くなります。つり上げて寒風にさらすと死んだようになります。九十九里の広い範囲で採れるようです。
イワシとかサンマを餌袋に入れて網をつけて長い紐をつけて流します。潮にのって沖に出ていきますから、適当な時間に引き上げると網に絡まってとれます。
至って簡単な釣りです。流すだけですから釣りとは言えないかもしれませんが、状況によってそれなりに工夫があります。網はエビ網とかヒラメ網を束ねたものですから場合によると酷くこんがらがってしまうことです。網が丸くなってしまって蟹を捕捉する面積が狭くなる、引き上げたときに蟹と網がぐしゃぐしゃで蟹をはがすのに手間がかかります。
それと錘です。潮の流れに比してあまり重いと沖に出て行きません。また軽いと浮き上がってしまって網がからむ原因です。
網を手で投げる場合と竿で投げる場合があります。
手で投げるのは砂浜から潮に乗せて取るときですが、太東港の堤防などからは竿で深いところに直接に投げ込みます。

この蟹が不思議なことにまったく採れないときと一回なげて15分ほどで5、6尾採れることがあります。概して海底が荒れているときは不漁です。また水温が低いときは蟹の動きが鈍いために餌によってこないようです。

写真は網にかかった様子です。真ん中は小さいほうです。右側のは比較的に大きな蟹です。


さてこの蟹の食べ方ですが、鍋が最高です。まず彩り、それに出汁がすばらしい。味が濃いので、初めてのときは、出汁をとって身を入れるとか、しつこくならないように工夫が必要です。出汁を取るときは甲羅をはがしてふんどしをとります。足にはさみを入れると良く出ます。小さな蟹は出汁ですが、大きな蟹はそのまま入れてワタリガニのように食べます。鍋の最初から入れないと意外と火が通りません。
大きな蟹だけのときはサツマイモみたいにふかします。そのときは背中を下にして汁がでないように。
茹でるときは茹ですぎないように数匹で試したほうが無難です。マツバガニのようにおおきくないので茹ですぎてしまわないように。

2010年12月21日火曜日

さめ

電話があって港に着いたときはすでに暗くなっていました。
ランタンをぶら下げて堤防にうごめく人影に近づくと釣り友達が待ち構えておりました。
その足元に展開した殺戮の跡が写真です。
カスザメと呼ばれるエイとサメの間のような魚です。食べると非常に美味しいというので一部頂いて帰りました。とくに真ん中のひれの部分は抜群だそうです。
釣った本人はヒラメかと思ったそうです。猛烈な引きでしょうから当然です。しかし水面に出したときにジャンプをしたのでヒラメはあきらめたそうです。こいつの体長は90センチですが大きな個体では2メートルになるそうです。
一日置いて翌日くらいが食べごろです。魚はなんでもですが、釣った直後よりも一日置いた方が美味しいようです。あたらしいとこりこりしているだけで味はでません。さてこのサメの味はどんなもんでしょうか。

2010年12月3日金曜日

太東崎、夷隅川

いすみ市の中心を流れる夷隅川は千葉県で最も流域面積の広い川だそうです。
鴨川の山から始まって北に向かって流れて大多喜のあたりで南に流れています。大多喜辺りに住っていた方によるとお客のあるときは川でカニとうなぎをとってごちそうしたそうです。

いまでも河口付近うなぎとか蟹を穫る仕掛けが隠されているので自分の仕掛けを置くときは注意しなくてはいけません。夷隅川の河口部はむかしは砂丘で埋まっていて直接海に流れ出てはいなかったそうです。
写真は太東崎からとった河口部です。そんな昔の姿が偲ばれます。人工的な河口を囲むように自然の流れが見えます。自然の流れの上の部分はバードサンクチャリになっています。日活の創設者の一人で孫文との交流のあった梅屋庄吉の別荘もこの辺りです。



ついでに九十九里海岸の景色を掲載します。正面に見えるのは白子辺りでしょう。銚子はもっと左側に相当します。

海の魚もかなり上流で採れます。橋の上から浮きを使ってスズキや黒鯛を狙う人たちに出会います。かなりの数が出ることがあります。黒鯛といってもそれほど大きくはありません。なにしろ橋の欄干越しに釣るのですから。

海の方は荒れ模様が続いてときどきヒラメが釣れています。ほとんどの人はさより釣りに熱中でずらりと並んだ姿は壮観。12月1日からタコ漁が始まったので漁師は忙しいのですが、我々は確実に採れるのは蟹、ある程度収穫が期待できるのはタコとアイナメ(ときどきビール瓶サイズ)、執念深い人はヒラメ(50センチ超)という感じです。ヒラメはうまい下手ではなくて体力と運が左右します。この間は中年のおばさんが50センチ超をつり上げました。

2010年11月13日土曜日

カニ篭

カニ篭を仕掛けてあります。一昨日まではまるっきり入らなかったのですが、このところ快調にイソッピが入ります。10センチ前後のタコテンヤに最適な大きさです。
そこに、今日はタコが入っておりました。このタコ、篭のなかで5尾もイソッピを食い荒らしていました。写真のように篭を上げてもカニをくわえたままです。
今朝はサンマをかけておいたのです。サンマはイソッピが食って、イソッピをタコが食ってという関係です。タコをとったあと、投網に入ったボラを入れました。明日が楽しみです。
ときにアイナメ、穴子が迷い込みます。

2010年11月12日金曜日

エッチ蟹、イソッピ、タコ、アジ、ヒョウモンダコ

数週間前から帰国中の娘と孫が大多喜城(徳川家康の猛将、本多忠勝の居城)に出かけるというので港に釣り道具と一緒に放置してもらいました。
港は鉛筆サヨリが盛んに釣れていましたが、試験中のサヨリの空サビキ釣り仕掛けをつくる閑がなかったので、今日はアジのサビキ釣りを試そうと港の南端の堤防に入りました。
アジのサビキ釣りは昨日、大原港の白灯台で投げている人を見かけて太東港でやってみようと思い立ったからです。海は全くの凪で濁りもありません。時期が遅すぎるのを除けば、アジには絶好の条件と思えました。
大原では空サビキですが、浮きをつけて流したり誘ったりして釣っていたのです。いままでサビキと言えば投げて巻き取りのスピードはコントロールしたものの浮きで漂わすということはしませんでした。
釣り方は魅力的でしたが、今日はまったく気配もなく、10センチ弱のアジが一匹だけ、しかもサビキの一番下の針にかかっただけ。どうも潮の流れに合わせたおもりと浮きを使わないと思うように漂ってくれないようです。また試すことにしました。かなり重いおもりにしないとサビキが横に流れてしまうこと。重いおもりに耐えられる浮きの準備がないということでサビキは断念。
そこで到着早々に餌を付け替えておいた蟹かごを揚げると、なんと1キロ程度のタコと5匹程度のイソッピ。タコを捕獲しておく袋を持参していなかったのですぐに頭をひっくり返してビニール袋に。
ちょうどお昼になったころにカニ網を竿先にぶら下げたエッチ蟹狙いを併行させる。
要するにかに篭でタコとイソッピ、蟹網でエッチ蟹です。
エッチ蟹は4時過ぎまでで30匹程度、イソッピは10匹程度、それにタコ1尾でした。
今日学習したエッチカニ取りのノウハウ。
カニ網は近くの釣り具やで1200円、特大です。カニ網は非常に絡みやすく取り扱い注意です。うっかり他の釣り具などと一緒にすると全部からめとられます。柔らかい髪の毛の束と思ってください。網の糸の滑りが悪いので上手に梳いてまとめないとこんがらがります。餌入れにつかう袋が同梱されていますが、すぐに破れます。コメリの資材館で手に入りました。駅で販売しているみかんの袋です。
カニ網をテトラで使うとカニが絡まるところを見ながら釣りをすることができます。結構に面白いです。しかしテトラの中に引き込まれないようにしないと網がづたづたになってしまいます。甲羅が10センチを超えるイソッピを取ることができます。
エッチ蟹もそうですが、蟹を扱うときには手袋が必須です。鋏まれるというよりも、蟹の甲羅や足の先にある突起が痛くてしっかり蟹を掴めません。手袋がないとイソッピはカニ篭にへばりついてはがすのが大変です。エッチ蟹も鋏まれると出血します。どうも蟹は捕まえた直後は興奮しているのか攻撃的ですがしばらくすると非常に従順になり鋏まれることはまずありません。不思議です。
カニ網には40号程度のおもりがついているので投げる竿はかなりおもり負荷のある竿でなげます。
投げる場所はどうも同じ場所に投げ続けるとよいようです。しかし今日は潮が緩いのでその傾向が強かっただけかもしれません。
引き潮で投げると良いというのも仕掛けを沖に運んでくれるよりも餌のにおいが水脈にそって流れるからと推測されます。エッチ蟹は普段は砂に潜っていて餌の気配がするとそこに向けて泳ぎ出すようです。潮の流れをみて投げ込む位置をいつもおなじ流れに入れるようにすると良さそうです。
最後にヒョウモンダコです。
本来は九州、山口あたりの毒ダコでしたが、最近は千葉でも見られるようです。
昨日は5匹、今日は1匹みました。いずれもギャングの針にかかって来ましたから、かなり大量の毒ダコが生息しているようです。このタコはフグと同じ毒(テトロドトキシン)を唾液にもっていて噛まれると死ぬ場合もあるそうです。大きさは10センチ程度で興奮すると足の間にきれいに光る丸い紋が現れます。カニの天敵はタコですが、このタコはテトロドトキシンの他に唾液腺中にもうひとつの毒ハパロトキシンをもっていて、甲殻類を麻痺させる毒性をもつそうです。カニがたくさんいるのでヒョウモンダコもたくさんいるのでしょうね。それにしてもこれも地球温暖化の現象でしょうか。ヒョウモンダコについてはWikipediaをご覧ください。

2010年11月8日月曜日

エッチ蟹

エッチ蟹(ヒラツメかに)は蟹網を投げ込んでしばらくすると釣れます。一度に5匹もかかることもあります。蟹網は普通の網と少し違います。袋になっていなくて細い釣り糸が束になっているだけです。その中に魚の腸や身をいれて投げ込んでしばらくすると糸に絡まれて蟹が捕れます。
一の宮や白子の浜では砂浜から引き潮の時に投げて沖まで運んでもらって、蟹を取るそうですが、太東では岸壁から投げると底が砂ですからそのまま放置して釣ります。
おそらくテトラの間に投げ込むとイソッピが採れるのではないでしょうか。
今日は一匹99円もするサンマを餌にして3時間もかけて10数尾とれました。
これを塩ゆでしたのが写真です。小さいのでつぶしてみそ汁にした方が良さそうですね。
この3日ほど海はねっとりとして油の面をみているようです。蟹かごも仕掛けましたが全く何も入りません。魚は水面をボラの子が群れを作っている他はえさ取りのフグさえ見かけません。それでも日没直前にルアーを投げるとフッコとおぼしき魚が追いかけてくるのですが、フックはしません。ほとんどの釣り人はボウズで帰るのですが、今日の昼頃にほんの2時間程度でアイナメを6匹ほどつり上げた釣り人がいました。この辺りではあまり見かけない人なので遠方から来たのでしょう。そんなわけで、今日は早朝にタコとヒラメが捕れた程度で全くの低調な日でした。だからこの蟹は貴重な成果なのです。
最後のエッチ蟹の由来ですが背中にHの文字が見えますね。だからです。変な意味ではありません。

2010年11月1日月曜日

タコ漁

太東港では12月からタコ漁が始まります。
太東のタコは明石のタコに負けないくらいのブランドだそうです。
ということで最近の太東港ではタコ漁の準備が始まっています。
奥に貝が見えます。この貝、実は空です。
タコは目がいいのでしょうか。
それとも入ってから気がつくのでしょうか。
所謂たこ壷を使って漁をしますが、今朝は海鷹丸がたこ壷の準備をしていて親父さんにいろいろと教わってきました。昔は千葉や茨城のトロール船が所構わず漁をしてたこ壷まで引きずられて酷い目にあったが沖合750メートルの内側にはトロール船が入ってこない協定ができたこと、トロールの網の目の大きさを規制しても網は引っ張ると目が細くなるので結局は稚魚も捕獲してしまうこと、何でも捕獲してしまうので捕った魚を手作業で仕分けする大変な作業がかかること、太東から南はタコが採れないので大原の漁師は太東よりも北で漁をしていること、大原の若手の漁師たちがボランティアでヒラメの稚魚の放流を始めたことなどなど(海鷹丸さん、ありがとうございました。ところでこの海鷹丸むかしこのブログに写真が載ったのを憶えていらっしゃいますか?)。
今朝は朝日新聞でノルウェーと日本の巻き網漁の比較をしていたので特に興味深くお話を聞きました。日本の林業は100年遅れているとか聞きましたが、漁業もずいぶんと遅れているようです。それは漁の魚を捕る技術ではなく資源保護とか社会資本整備とか対立する利害を調整する技術のように思えます。
さてそのたこ壷ですが餌がついて、タコが餌を取ろうとするとたこ壷の蓋がしまるようになっています。そこら辺りを写真でご覧ください。


餌の貝を仕掛けているところです。
蓋はゴムバンドで外れるとバタンと閉まります。

2010年10月27日水曜日

さよりとアサリ

昨日あたりから港の中でさより釣りを始めた人がいます。アジ釣りから転向してサヨリを始めたのです。
北風が強くて高い堤防は波が被り、下の堤防は港の浚渫(大きなポンプで海の底から水と砂を吸い上げる)で突端のポイントが入れません。今年は青物が来なかったとか、だがサビキで遠投していないからそれも本当の処は分かりません。勝浦の辺りではイナダの大群に出くわしたものの仕掛けが細くて地団駄踏んだ人たちもいるのですから、沖合をイナダやソーダカツオが通り過ぎたのかもしれません。その証拠に先週は20センチ超のアジが混じっていました。ときたまサバやカマスがアジと一緒に釣れていました。

そんな釣れなかった魚の話は後回しで、釣れた魚のトップはヒラメです。太東港ではギャングです。この近所の釣り場でルアーの釣果がありますが、ここではギャングです。50センチとか70センチが時たま釣れます。それも夏のヒラメではなく、肉厚の立派なヒラメでした。
季節が落ち着けばもっと数が出てくるそうです(期待しています)。
そこで私もヒラメ狙い今日も寒風のなかギャングをしましたが、穫れるのはゴミばかり時たまアサリがかかってきました。

このアサリですが、港の何処でも穫れる訳ではなくてかなり狭い範囲でしか採れません。非常に不思議なのですが、海の底にアサリのコロニーがあるみたいです。他の貝類も同様で岸壁のこの場所から向こう岸の何処に向けて投げると、ゼンナが採れるといった具合です。昔はここから投げるとキスがバケツに二杯(百尾超)も取れたとか言う人がいます。海の生き物の密集度合いというのはどうも素人の想像を超えたところにあると思っています。白長須鯨はプランクトンや小型の魚を主食にして体重150トンにも達するのです。かなりの密度で餌がいなければ、あの大きさには絶対に育たないとおもいます。

写真は今日穫ったアサリと頂いたサヨリです。サヨリを下さった釣り人はブログにサヨリの釣りを書いています。http://blog.goo.ne.jp/isumikanjin-turibitoを訪問してみてください。
ギャングの仕掛けの作り方は別稿で。


2010年10月15日金曜日

田舎くらしの経済、たこ

田舎で暮らしていて気づかされたことがあります。
お金を使わないのです。年金生活者にとってはきわめてありがたいことです。
かといって買い物をしないわけではありません。毎日の生活に必要な食料や燃料は購入しますがそれ以上のものを購入することがありません。
東京にいる頃は新宿に出るだけで往復5百円、珈琲を飲むと700円、食事をすると1000円です。途中で週刊誌などを買うと300円です。新宿にでないときはほぼ毎日で珈琲が500円、お風呂が550円です。
ところがいすみで生活しているとたまに買う青イソメが215円、オキアミが450円くらいです。だがそれは月に2、3回くらいで釣るものを探しているときです。
その換わりに毎日必ず海に出ます。犬の散歩もありますが、釣りに出かけるのです。
そこにはいろいろな釣りをする人がいて、サビキ、投網、タコのテンヤ、ギャング、イシモチ釣り、ルアーです。この他に蟹かごとたこ壷があります。
このなかで餌代がかかるのがイシモチ釣りくらいです。イシモチは青イソメかサンマの切り身を使いますが、あとは餌は使わない釣りです(サビキはコマセを使いません)。
だからお金を使わないのです。
お金を使わなくても、これだけ種類が多いと何れかに獲物があります。たとえばサビキが釣れなくても投網に獲物があります。わたしはこの1週間はルアーばかりですが、アジ20尾、タコ3尾、小さめのシマアジ10尾を手に入れました。多分これを現金で換算すると1万円は軽く超えるでしょう。この辺りのタコはブランド品で非常に高価です。近所のスーパーで地物のタコは足一本500円です。3尾で24本ですからこれだけで1万2千円です。シマアジは寿司屋の高級食材です。
しかしこれはいすみに限ったことではないでしょう。
私の父親が長野ですから、夏休みの何日かを過ごしたことがあります。そのときは鮎が届いたり、松茸が届きます。届くというのは宅急便ではなく、近所の方がとれたといって庭先に置いて行くのです。食卓に載るのは築地や太田などのお金で交換する近代的な市場を通さない食材です。
物々交換でもありません。要するにお裾分けです。お裾分けというのは借り貸しではありません。お友達だからお裾分けするのです。お裾分けで価値の交換があったのかどうか分かりませんが国民経済統計には載りません。
マネジメントスクールの先生はメジャメント、測定できなければマネジメントできないと言っていますが、じゃマネジメントなんかいらないじゃんと言いたくなります。経済学も同様ですね。
写真は今朝、頂いたタコです。毎日タコ釣りにくるご老人に頂きました。一緒に写っているのは朝日新聞です。トップに患者の出血を伝える法的な義務はないという東大医科研の記事があります。お裾分けのタコと朝日新聞の記事はもう病気、それも重病としか見えませんね。

2010年10月3日日曜日

大阪でライブトークショー

突然ですが、友人が大阪でライブトークショーを企画、開催するというのですこし宣伝です。近所の方で仕事をしすぎたとか疲れを感じている方はぜひどうぞ。
アーサーホーランドトークライブ、11月7日18:30、ニューサントリー5

詳しくは
hzd03432@nifty.ne.jp、玉井昭博さんまで。
アーサーホーランドのホームページは
http://arthur-hollands.com

シャコ

台風以来めぼしい釣りはタコを除いてありません。
タコは群れになっているのでしょうか、台風のあと波が落ち着いてからは驚異的な釣れ方でしたが、今日になってぱったりです。
川でも台風のあとフナがたくさん釣れることがありますが、それがアジではなくタコになったようです。
アジ釣りをしたいのですが、釣り場は写真のように全く近寄れません。
そこで港のなかでイソメでカイヅでもと竿をだして釣れたのがシャコです。
とてもきれいなので写真を撮りました。
子供のころ大森海岸ではバケツに一杯のシャコを頂くことがありました。庭ばさみで両脇を切りながら食べました。いまではシャコは高級食材なのでしょうね。右側が頭です。

2010年10月2日土曜日

伊勢エビ

太東港も秋の気配がさして来ました。この台風でさらにはっきりとしたようです。
アジはすこし遠のいたようですが、港に逃げ込んだのでしょうかカイヅ、チンチンを楽しんでいる人を見かけるようになりました。
今朝はビール瓶みたいなアイナメが毎朝タコ釣りをしている老人の置き竿にかかって、これからはタコとアイナメで楽しめるともうしておりました。
私が仕掛けた蟹かごは台風で全くなくなりました。台風に備えて引き揚げようとしたのですが、すでに荒波で砂に埋まってしまって揚げられずにいたのですが、それが台風で跡形もなくなりました。もしもタコや蟹がなかに入っていたら可哀想なことをしたと悔やまれます。
写真は今朝港にあがった伊勢エビです。日本一の伊勢エビの水揚げを誇る大原港のとなりですから伊勢エビも重要な産物です。

2010年9月25日土曜日

ぼらの食い方

台風12号の数日前から風で波が立つのですが、魚はまったく食い気を示しません。
早朝に出てアジを数匹という悲惨な日が続いて、一昨日からは高い堤防を超える波です。
そこで釣りではなくて、ボラの話を。

ボラは投網の人にとっては大敵です。大体が群れになっていて、そこに網を打つと網を破って飛び出してきます。一度に5、6尾も飛び出すのを目撃します。網はずたずたになります。それにボラは頭が扁平で目が上の方にありますから美しくありません。
東京湾岸で育った私はボラを子供の頃に食べたことが何度かあります。ハゼ釣りの船にボラがばたばたと飛び込んできた憶えがあります。終戦後の食料の少ないときですから刺身にして食べるのですがあまり美味しいと思ったことはありません。

ボラは泥臭い、脂臭いという説があります。どうもそれは川を上ったボラのようです。
この辺りで穫れるボラは全く臭みがありません。むしろ淡白で切り身の美しさは鯛に匹敵します。舟盛りでボラを載せて鯛の刺身と言っても分からないくらいだそうです。

さらにこれからのボラは脂がのってきて一昨日とったボラは腸を取り除いた腹腔の裏に白い脂がべっとりと着いているくらいです。もう少しするとボラは目が見えなくなるのだそうです。実は冬のハゼも脂がのって目が見えなくなります。だからイソメの換わりに赤い風船の切れ端でも釣れるというのを子供の頃きいた憶えがあります。

千葉に来て発見したボラのうまい食い方があります。
レシピを書くほどのことはないのです。
一つは味噌漬けです。淡白なボラですから味噌が熟して実に美味い。
もう一つはボラを中華風に揚げたあんかけです。鯉をまるまる揚げた中華がありますが、ほほど鯉よりは美味い。ぜひお試しください。

ボラは群れで来ますから、ルアーで使うような釣り針(四本ばり)を投げて引き回すと釣れるそうです。落ち鮎のカラ針で釣るのと同じ要領でしょう。こんどやってみようと楽しみにしております。

2010年9月21日火曜日

再びタコ

太東港周りにはいろんな蟹がいます。ワタリガニ、マル蟹、石蟹、H蟹(マル蟹と同じかもしらん)、イソッピ(磯蟹)いずれも美味です。
一昨日、ほっこめ(堀込釣具店)で1200円なりで蟹網を手に入れて釣れたアジの腸を餌にして岸壁から放り込んでおきました。
そこで採れたイソッピをみそ汁で昨夜頂きました。甲羅をタワシで洗って粉砕してみそ汁に入れるだけです。タワシで洗うのは雑味を取るためです。
その蟹網に今朝はタコが入っていました。タコは白くなっていますが、これは背景に合わせて色が変わったものです。引き上げた直後は一緒に入っていたイソッピと同じ色です。
イソッピがかなり入っていましたが、タコに2、3尾は食われたようで殻と足が散乱しています。餌のボラの頭も見えますが、ボラでなく蟹にタコが入ったのでしょう。
ほっこめ釣具店では蟹網が急に売れ出すかもしれない。

2010年9月13日月曜日

いすみのお祭り、アジ釣り

今日は玉崎神社のお祭りです。この社はいすみ市椎木にありますが、大同2年、平城天皇の御代にこの地に遷座されたと縁起にあります。
征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷を平定したのが大同元年だそうです。
玉崎神社は二ノ宮にもあって、東浪見にもあります。今日はその東浪見との2社のお祭りだそうです。どうもその辺りの事情が良く分からないのですが、私の住む和泉と隣の中原で神輿をだしています。海岸沿いに神輿がとおる場面です。
このお祭りについてご存知のかたは教えてください。
アジ釣りは朝も夕方も快調でした。私は朝、夕ともに1時間程度で、30尾を超えたでしょう。多い人は多分60尾を超えたのでしょう。

2010年9月12日日曜日

アジ釣り、サビキが違う?

この辺りの人は太東港で釣りをするときはイシモチ、アジ、サヨリが多いようです。もちろん、ヒラメやスズキを狙うひともいます。
事実、今日はヒラメをギャングでしとめた人がいます。ギャングはおもりをつけて碇ばりで海底を浚ってきますから何が来てもおかしくない釣りです。
アジ釣りは空サビキでコマセ無しでひたすら遠投してリールで糸を巻き取り通りかかった魚が気に入ってくれるのを待つという感じです。だがこの釣りは群れに当たると瞬く間にバケツがいっぱいになるくらいに釣れます。今朝は70釣ったとか、あと4尾で100だとか自慢している訳ではないのですが、周りから見ると自慢にしか聞こえない会話があります。
群れにあたると、1回で5、6尾かかるのですから朝の2時間でそのくらいは釣れます。
この投げのつりですが、
不思議な事に両隣で5尾くらい引き上げるのに真ん中はゼロということがあります。
どうも方角と距離で単純に群れにぶつからなかっただけのようです。でもこれが2投、3投と続くと???が頭の中を駆け巡るのですが、そのうちに自分だけ来たりするといっぺんに不安解消してしまうところが面白い。

しかし釣り終わってみると、
他を抜きん出て釣れる人はやはりおります。
こういう名人の技を盗もうといろいろと仮説をたてて検証するのも釣りの面白さです。
サビキが違う、リールの仕方が違う、ライントラブルが少ない、手さばきがきれい、遠くに飛ぶ、仮説はたくさん立ちます。
だが最近、発見した技があります。それはサビキがきれいだということです。枝スがよく張り出している、釣り針に錆がないのです。100円のサビキでも釣れますが、300円台後半のサビキがやはり良いのです。同じ値段でもいつまでもきれいなサビキとすぐに垂れるサビキがあるようです。
それにリールの仕方が違います。上手な人は途中でスピードが変わります。針にかからないまでも糸に魚が当たるのが分かっているようです。しかもアジが当たったのか、イワシがあたったのかが分かるようです。これはもう熟練することしかないのですが。

最後に明日は玉崎神社のお祭りです。
漁船に大漁旗が掲げてありました。

2010年9月8日水曜日

野の仏

海にばかり行っているのではありません。
すこし古いですが、今年の三月に山の方に出かけたときに見つけた野の仏さまです。
























享保12年と16年です。
徳川吉宗の時代です。享保大飢饉があって西の方は大変な時代だったようです。
この辺りのことはあまり分かりませんが。

新井白石が生まれ、荻生徂徠、紀伊国屋文左衛門、近松門左衛門が死んでいる時代。

そばに万木城がありますが、城主は土岐で、なんと斉藤道三に美濃を追い出されて、里見氏の支配にあったようです。
少し引用します。
万喜城に拠った土岐氏は、清和源氏頼光流土岐氏の後裔という。美濃守護土岐頼芸の一族が、斎藤道三のために家運の衰えたのを恨み、美濃を出て諸国をめぐって武者修行をし、のち関東に下り、やがて上総万喜に居住し、里見氏の知遇を得たというのが定説である。
引用終わり

この辺りは天台宗のお寺がたくさん有ります。土岐が勧進した寺もあります。
この城はよくわからないのだが御子柴(神子柴)ゆかりの城だそうです。この城ではいすみ市の居合い抜きの試合があります。御子柴は伊東一刀斉の弟子で、後に小野忠明に改名した小野派一刀流の開祖だそうです。

こんな事がありました

太東港で見かけた事件です。
漁船は台風が来ると陸に舟を揚げるのですが、下手をすると揚げ損ないことがあるのですね。
今朝目撃したのはそんな場面でした。
別の船主さんによると時々こういう事があるのだそうです。
おつかれさまでした。
傾いた舟を僚船が助けにきました。
ロープを渡しましたが舟で引くのは無理なので陸にロープを固定して、自分のウィンチを使うことに。

なんとか離礁しました。
ウィンチで巻き始めて




2010年9月6日月曜日

アジ釣り


毎日早朝から防波堤で空サビキが盛んです。この1週間はめぼしい釣果がなかったなか、今朝の釣り人はラッキーでした。いつもは9人程度いるのに今朝はどういう訳か4人、私が6時過ぎに着いたときは既に30−40尾がバケツに。しかし6時からはほとんど釣れていないそうです。手頃な距離、70メートルくらいか、に群れが近づいたその瞬間に釣れ盛るのですが、もう通り過ぎてしまったのでしょう。

スナメリが顔を出していました。残念ながら撮影はできません。カメラを出したときはもう遠くに泳ぎ去ってしまいます。広い太平洋ですから群れをおって何処までも行くのでしょう。

今朝の新聞によると夷隅川河口ちかくの砂浜にカズハゴンドウというイルカの仲間が打ち上げられていたそうです。この近くに生息しているので、スナメリと思っているだけで、打ち上げられたカズハゴンドウの家族かもしれません。
写真は朝日を浴びた足元の波です。

2010年9月4日土曜日

アグリ舟、ボラを締める

太東港の今朝は釣り人には散々でした。昨日からスナメリが徘徊して今日は足元までよってきて、おまけにアグリ舟まで。このアグリ舟はイワシを追い立てているのだそうです。ぐるぐると廻りながら仲間の舟に追い込みます。
これが沖で待っている仲間の舟です。舟の間に網を張っています。この間、スナメリが顔をだすのですが、撮影できませんでした。

アグリ舟、スナメリ、陸の釣り人の競り合いです。もちろん一番勝ったのはスナメリでしょう。






帰りにボラを頂きました。投網にかかったのですが、通常は捨ててしまうのですが、お願いしていただきました。ボラはいやがる人がいるのですが、これは美味い魚です。上の写真で釣りをしている方にボラの締め方を教わりました。内蔵を出すときに心臓は残しておいて、海にまた放すのです。そうするとボラは丈夫な魚ですから泳ぎ回ります。その結果血抜きが完璧になるそうです。

今晩はボラの洗いです。
この前のチンチン、イカ、石蟹はブイヤーベースにして頂きました。
石蟹はフードプロセッサーで粉々に砕いて煮立ったスープに漉しながら落とします。
だが石蟹は味噌が一番です。ブーヤーベースには合いません。味が強すぎるようで、全部蟹の味になってしまいました。トマトでも負けてしまいます。

2010年9月1日水曜日

稲刈りと投網のお裾分け

この辺りは稲の刈り取りが1週間ほど前から始まっています。
ホタルの田圃も始まりました。

夕方、犬の散歩で港に行きました。空サビキでアジが大分釣れたようです。
さて投網、一ヶ月という方がいるのですが、船着き場で投げてみようというのでお伴をしました。お前の方が先に死ぬのだから、今のうちに美味いものを食っておけと頂きました。
それがこの写真です。チンチン、イカ、石蟹です。イカは見えますか、1パイしかいませんが。
これはブイヤーベースにして頂く予定です。蟹はミキサーで砕いて殻を漉してスープに入れてしまおうと思っております。

真ん中にいるのはアジです。アジの背中にイカがいます。

2010年8月29日日曜日

夏休み

夏休みも終わって太東港が静かになりました。
今日は日曜日でしたが、夕方に家族で釣りをする人たちがちらほらです。
朝はスナメリが出没して釣りはさっぱりでした。


今年はあまりお客さまが来なかったようで、海水浴場の海の家のオーナーが嘆いておりました。かれはとても立派な秋田犬を持っています。去年は全国で2席に入ったのが自慢です。かなり有名人らしい。この辺りは有名人が他にもいるらしい。
バラが咲いた、のおじさんもこの辺り、その息子も時々見かけます。お化けのQちゃんの声優さんが立ち寄るというそば屋さんがあって、そこの唐辛子が良いのだそうです。

ところで家の周りに蛍がいるのを発見しました。前からみかけていたのですが、まさかともっていました。近所の人に聞いたら確かに蛍でした。これは写真には撮れません。

2010年8月27日金曜日

船釣り

浜で知り合った船頭さんの船で朝、日の出前の4時に出舟、11時に帰港、釣果は鯛、アジ、ウマヅラなど。
アジが百匹という目論見でしたが、数匹でおわり。昨日はアジがバカ当たりだったのに残念でした。
三浦半島からアジの乗り合いに子供たちと出かけた他はあまり経験しませんでしたが、やはり陸からの釣りとは違う高揚感でした。
帰りは太東崎の灯台あたりからまっしぐらで大原港へ。途中でカモメが追いかけてきました。

これカモメのジョナサンかな?



2010年8月24日火曜日

釣り人の鑑

この2、3日はアジがコンスタントに釣れるようになっています。
しかしそれも日が昇る直前から昇りきるまでの間です。いまだと4時半から6時くらいの間です。7時になれば地元の人はそれこそ潮を引いたようにいなくなります。もう釣れないからです。地元の人がいなくなったころに遠方の方が釣りに見えます。それがこの頃の日課です。

さて地曵き網のアジよりも釣ったアジがうまい。どうせ釣ったなら、クーラーに入れる前に捌いてしまえばもっとおいしくなるのは自然の理です。

ここら辺りでは、釣った魚をその場で処理してしまう人が多い。手で捌いて内蔵はそのまま海に返します。その場の処理ではなくてそのまま生で食べられるくらいにきれいに処理します。

早朝なら誰でもこの程度に釣れるわけではありません。

何処が違うのか良く分からないのですがこの釣り名人は何を釣らせても巧い人です。それにすぐに捌いてしまいます。だから釣り人の鑑ともいうわけです。
朝日に輝くアジの美しさをご賞味ください。

2010年8月22日日曜日

石蟹と海鷹丸

投網を投げ始めて3週間目の方から石蟹を頂きました。
投網については全くの門外漢ですが、やはり網が大きく広がった方が見た目にきれいです。3週間目と始めたばかりのころの違いは広がり方が安定してくることだそうです。
「大きく広がらなくても魚の大きさに広がれば、魚は入る」とも言われています。
この港で投網をする方は大勢います。ほとんど毎日のように網を打ちに見えます。時にはフッコ(まだスズキにならないスズキです)が連続して入ります。ほかにも舌平目、イシモチ、アジ、カレイ、ヒラメ、コノシロ、ボラ、タコ、ワタリガニ、真鯛に黒鯛など様々です。今日はこの網に石蟹が入って、これを頂きました。
ひょっとすると蟹の名前が違うかもしれません。 なにしろこの方はアイナメを魴鮄と言い放つ方ですから。ご存知の方は教えてください。
拳の大きさの蟹ですがハンマーで粉砕してから煮立ったみそ汁の中の笊にふるいを掛けるようにします。殻が残って美味しさだけが汁のなかに落ちて花びらのように開きます。
という筈でしたが砕き方が足らなくて花びらは咲きませんでした。残念!
投網をうっている目の前をこの船が入ってきました。鮮やかに海鷹丸と読めます。
太東港の漁船ですが、晴海埠頭に係留している姿を見かける東京海洋大学の練習船と同じ名前です。あちらは2千トン近くある大型の船ですが、どうしてこの海鷹丸もたくましいです。

2010年8月19日木曜日

かもめと夕日

このカモメ(ではないかもしれませんが)時々港の防波堤にやってきます。普通は群れを作っていますが、いつも独りです。
人が餌を投げるのを待っている風情があり、近づいても逃げません。よく見ると賢そうな顔をしています。事実、釣り人が餌を投げると待っていたようにつついて食べます。
決して飛べない訳ではないのですが、独りでいるので、カモメのジョナサンではないかと思います。

昨日からこの辺りは海からの風に変わりました。水温が上昇してきて釣果を期待するのですが、さっぱりです。魚がこの水温になれるまで少し時間がかかりそうです。キスが少し釣れたくらいで目立った釣果はありません。
月並みですが帰りがけに夕日を撮りました。


2010年8月13日金曜日

地曳網

一宮地曳網保存会というのがあります。名前の通りの活動をして、本日1330から観光協会のスポンサーで参加者に魚を無料配布という催し。
観光客が大勢あつまって皆で網を引こうということで、中には発砲スティロールのとろ箱を持ってきた人もちらほら。
片側800メートルの綱を引き始めたのですが、300メートルあまりを引いたときに突然引いていた子供たちが尻餅。あろうことか綱が切れるという椿事。




















2010年8月10日火曜日

朝もや

今朝まだ未明、船のエンジン音に気がついた。
あぐり船の操業である。取り急ぎ港に行くと深い朝もやのなかもう釣り人が数人います。
ワカシとセイゴが釣れていました。これから立秋がすぎると青物が楽しみなんだそうです。