投網を投げ始めて3週間目の方から石蟹を頂きました。
投網については全くの門外漢ですが、やはり網が大きく広がった方が見た目にきれいです。3週間目と始めたばかりのころの違いは広がり方が安定してくることだそうです。
「大きく広がらなくても魚の大きさに広がれば、魚は入る」とも言われています。
この港で投網をする方は大勢います。ほとんど毎日のように網を打ちに見えます。時にはフッコ(まだスズキにならないスズキです)が連続して入ります。ほかにも舌平目、イシモチ、アジ、カレイ、ヒラメ、コノシロ、ボラ、タコ、ワタリガニ、真鯛に黒鯛など様々です。今日はこの網に石蟹が入って、これを頂きました。
ひょっとすると蟹の名前が違うかもしれません。 なにしろこの方はアイナメを魴鮄と言い放つ方ですから。ご存知の方は教えてください。
拳の大きさの蟹ですがハンマーで粉砕してから煮立ったみそ汁の中の笊にふるいを掛けるようにします。殻が残って美味しさだけが汁のなかに落ちて花びらのように開きます。
という筈でしたが砕き方が足らなくて花びらは咲きませんでした。残念!
投網をうっている目の前をこの船が入ってきました。鮮やかに海鷹丸と読めます。
太東港の漁船ですが、晴海埠頭に係留している姿を見かける東京海洋大学の練習船と同じ名前です。あちらは2千トン近くある大型の船ですが、どうしてこの海鷹丸もたくましいです。
いろいろ頂いている事からして、
返信削除投網は釣果からみると大変良いように見えます。
1時間で何投ぐらいするのだろうか?
効率よさそうに思えます。
写真のカニの名称は、イシガニで正しいようです。
返信削除地域により、ワタリガニと呼んでいます。
第5脚目がヒレになっていて、これですばやく
泳ぐようです。いすみ閑人
ワタリガニと石蟹は違うの蟹ではないだろうか。
返信削除石蟹で検索したら食材としてはかなり知られているらしい。みそ汁に入れて食べる話がでていました。
ワタリガニは私が生まれた大森では東京湾で採れたものを天秤に担いで売りにきていました。その売り声が懐かしい。すこし高い声で「かにェーかに」
何か良いことがあると呼び止めて買い求めたものです。甲羅だけで20センチ超あるのが普通です。今はこんな大きなワタリガニは食材店でも見かけませんが。それに死んだかには食べてはいけないと教わったものです。