2010年9月8日水曜日

野の仏

海にばかり行っているのではありません。
すこし古いですが、今年の三月に山の方に出かけたときに見つけた野の仏さまです。
























享保12年と16年です。
徳川吉宗の時代です。享保大飢饉があって西の方は大変な時代だったようです。
この辺りのことはあまり分かりませんが。

新井白石が生まれ、荻生徂徠、紀伊国屋文左衛門、近松門左衛門が死んでいる時代。

そばに万木城がありますが、城主は土岐で、なんと斉藤道三に美濃を追い出されて、里見氏の支配にあったようです。
少し引用します。
万喜城に拠った土岐氏は、清和源氏頼光流土岐氏の後裔という。美濃守護土岐頼芸の一族が、斎藤道三のために家運の衰えたのを恨み、美濃を出て諸国をめぐって武者修行をし、のち関東に下り、やがて上総万喜に居住し、里見氏の知遇を得たというのが定説である。
引用終わり

この辺りは天台宗のお寺がたくさん有ります。土岐が勧進した寺もあります。
この城はよくわからないのだが御子柴(神子柴)ゆかりの城だそうです。この城ではいすみ市の居合い抜きの試合があります。御子柴は伊東一刀斉の弟子で、後に小野忠明に改名した小野派一刀流の開祖だそうです。

2 件のコメント:

  1. 野仏巡りなど渋いですね。ところで昨日(10日)の夕方テレビから、いすみ市という言葉が聞こえたので振り向くと、キョンの話をしていました。行川アイランドから逃げ出したのが繁殖しているんだそうですね。

    返信削除
  2. jinさん

    このブログコメントがあったことを教えてくれない。

    行川アイランドから逃げ出したキョンとは鹿のことでしょう。
    この裏の方にもいるそうです。
    御子柴ではなくて御子神ですね。

    返信削除