太東港では12月からタコ漁が始まります。
太東のタコは明石のタコに負けないくらいのブランドだそうです。
ということで最近の太東港ではタコ漁の準備が始まっています。
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奥に貝が見えます。この貝、実は空です。
タコは目がいいのでしょうか。
それとも入ってから気がつくのでしょうか。 |
所謂たこ壷を使って漁をしますが、今朝は海鷹丸がたこ壷の準備をしていて親父さんにいろいろと教わってきました。昔は千葉や茨城のトロール船が所構わず漁をしてたこ壷まで引きずられて酷い目にあったが沖合750メートルの内側にはトロール船が入ってこない協定ができたこと、トロールの網の目の大きさを規制しても網は引っ張ると目が細くなるので結局は稚魚も捕獲してしまうこと、何でも捕獲してしまうので捕った魚を手作業で仕分けする大変な作業がかかること、太東から南はタコが採れないので大原の漁師は太東よりも北で漁をしていること、大原の若手の漁師たちがボランティアでヒラメの稚魚の放流を始めたことなどなど(海鷹丸さん、ありがとうございました。ところでこの海鷹丸むかしこのブログに写真が載ったのを憶えていらっしゃいますか?)。
今朝は朝日新聞でノルウェーと日本の巻き網漁の比較をしていたので特に興味深くお話を聞きました。日本の林業は100年遅れているとか聞きましたが、漁業もずいぶんと遅れているようです。それは漁の魚を捕る技術ではなく資源保護とか社会資本整備とか対立する利害を調整する技術のように思えます。
さてそのたこ壷ですが餌がついて、タコが餌を取ろうとするとたこ壷の蓋がしまるようになっています。そこら辺りを写真でご覧ください。
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餌の貝を仕掛けているところです。
蓋はゴムバンドで外れるとバタンと閉まります。 |
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