北風が強くて高い堤防は波が被り、下の堤防は港の浚渫(大きなポンプで海の底から水と砂を吸い上げる)で突端のポイントが入れません。今年は青物が来なかったとか、だがサビキで遠投していないからそれも本当の処は分かりません。勝浦の辺りではイナダの大群に出くわしたものの仕掛けが細くて地団駄踏んだ人たちもいるのですから、沖合をイナダやソーダカツオが通り過ぎたのかもしれません。その証拠に先週は20センチ超のアジが混じっていました。ときたまサバやカマスがアジと一緒に釣れていました。
そんな釣れなかった魚の話は後回しで、釣れた魚のトップはヒラメです。太東港ではギャングです。この近所の釣り場でルアーの釣果がありますが、ここではギャングです。50センチとか70センチが時たま釣れます。それも夏のヒラメではなく、肉厚の立派なヒラメでした。
季節が落ち着けばもっと数が出てくるそうです(期待しています)。
そこで私もヒラメ狙い今日も寒風のなかギャングをしましたが、穫れるのはゴミばかり時たまアサリがかかってきました。
このアサリですが、港の何処でも穫れる訳ではなくてかなり狭い範囲でしか採れません。非常に不思議なのですが、海の底にアサリのコロニーがあるみたいです。他の貝類も同様で岸壁のこの場所から向こう岸の何処に向けて投げると、ゼンナが採れるといった具合です。昔はここから投げるとキスがバケツに二杯(百尾超)も取れたとか言う人がいます。海の生き物の密集度合いというのはどうも素人の想像を超えたところにあると思っています。白長須鯨はプランクトンや小型の魚を主食にして体重150トンにも達するのです。かなりの密度で餌がいなければ、あの大きさには絶対に育たないとおもいます。
写真は今日穫ったアサリと頂いたサヨリです。サヨリを下さった釣り人はブログにサヨリの釣りを書いています。http://blog.goo.ne.jp/isumikanjin-turibitoを訪問してみてください。
ギャングの仕掛けの作り方は別稿で。
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