鴨川の山から始まって北に向かって流れて大多喜のあたりで南に流れています。大多喜辺りに住っていた方によるとお客のあるときは川でカニとうなぎをとってごちそうしたそうです。
いまでも河口付近うなぎとか蟹を穫る仕掛けが隠されているので自分の仕掛けを置くときは注意しなくてはいけません。夷隅川の河口部はむかしは砂丘で埋まっていて直接海に流れ出てはいなかったそうです。
写真は太東崎からとった河口部です。そんな昔の姿が偲ばれます。人工的な河口を囲むように自然の流れが見えます。自然の流れの上の部分はバードサンクチャリになっています。日活の創設者の一人で孫文との交流のあった梅屋庄吉の別荘もこの辺りです。
ついでに九十九里海岸の景色を掲載します。正面に見えるのは白子辺りでしょう。銚子はもっと左側に相当します。 |
海の魚もかなり上流で採れます。橋の上から浮きを使ってスズキや黒鯛を狙う人たちに出会います。かなりの数が出ることがあります。黒鯛といってもそれほど大きくはありません。なにしろ橋の欄干越しに釣るのですから。
海の方は荒れ模様が続いてときどきヒラメが釣れています。ほとんどの人はさより釣りに熱中でずらりと並んだ姿は壮観。12月1日からタコ漁が始まったので漁師は忙しいのですが、我々は確実に採れるのは蟹、ある程度収穫が期待できるのはタコとアイナメ(ときどきビール瓶サイズ)、執念深い人はヒラメ(50センチ超)という感じです。ヒラメはうまい下手ではなくて体力と運が左右します。この間は中年のおばさんが50センチ超をつり上げました。
いすみ市という所の魅力がとても伝わります。
返信削除体力と運であれば、川手さん、ヒラメ、ゲットですね。
ビール瓶サイズ(ポン級とかも言うそうですね。)のアイナメも
たまらんですな。
じん さん
返信削除ヒラメを釣った人は、3人くらいしか知りません。それもかなりの頻度でこの港に来る人たちです。去年は一日に7匹釣ったという自慢の方も今シーズンは1枚です。小さいのは時々釣れますが、
アイナメは一時好かったのです。ビール瓶サイズも何度かお目にかかりました。だが12月からはまったく駄目です。
わたしのこの港のカバー率は日が出ている間はほぼ80%、友達の証言を含めると100%です。今シーズンは魚は駄目みたいです。タコも職業漁師はあきらめです。正月を過ぎるとタコは良い値段で売れないので。