台風12号の数日前から風で波が立つのですが、魚はまったく食い気を示しません。
早朝に出てアジを数匹という悲惨な日が続いて、一昨日からは高い堤防を超える波です。
そこで釣りではなくて、ボラの話を。
ボラは投網の人にとっては大敵です。大体が群れになっていて、そこに網を打つと網を破って飛び出してきます。一度に5、6尾も飛び出すのを目撃します。網はずたずたになります。それにボラは頭が扁平で目が上の方にありますから美しくありません。
東京湾岸で育った私はボラを子供の頃に食べたことが何度かあります。ハゼ釣りの船にボラがばたばたと飛び込んできた憶えがあります。終戦後の食料の少ないときですから刺身にして食べるのですがあまり美味しいと思ったことはありません。
ボラは泥臭い、脂臭いという説があります。どうもそれは川を上ったボラのようです。
この辺りで穫れるボラは全く臭みがありません。むしろ淡白で切り身の美しさは鯛に匹敵します。舟盛りでボラを載せて鯛の刺身と言っても分からないくらいだそうです。
さらにこれからのボラは脂がのってきて一昨日とったボラは腸を取り除いた腹腔の裏に白い脂がべっとりと着いているくらいです。もう少しするとボラは目が見えなくなるのだそうです。実は冬のハゼも脂がのって目が見えなくなります。だからイソメの換わりに赤い風船の切れ端でも釣れるというのを子供の頃きいた憶えがあります。
千葉に来て発見したボラのうまい食い方があります。
レシピを書くほどのことはないのです。
一つは味噌漬けです。淡白なボラですから味噌が熟して実に美味い。
もう一つはボラを中華風に揚げたあんかけです。鯉をまるまる揚げた中華がありますが、ほほど鯉よりは美味い。ぜひお試しください。
ボラは群れで来ますから、ルアーで使うような釣り針(四本ばり)を投げて引き回すと釣れるそうです。落ち鮎のカラ針で釣るのと同じ要領でしょう。こんどやってみようと楽しみにしております。
2010年9月25日土曜日
2010年9月21日火曜日
再びタコ
太東港周りにはいろんな蟹がいます。ワタリガニ、マル蟹、石蟹、H蟹(マル蟹と同じかもしらん)、イソッピ(磯蟹)いずれも美味です。
一昨日、ほっこめ(堀込釣具店)で1200円なりで蟹網を手に入れて釣れたアジの腸を餌にして岸壁から放り込んでおきました。
そこで採れたイソッピをみそ汁で昨夜頂きました。甲羅をタワシで洗って粉砕してみそ汁に入れるだけです。タワシで洗うのは雑味を取るためです。
その蟹網に今朝はタコが入っていました。タコは白くなっていますが、これは背景に合わせて色が変わったものです。引き上げた直後は一緒に入っていたイソッピと同じ色です。
一昨日、ほっこめ(堀込釣具店)で1200円なりで蟹網を手に入れて釣れたアジの腸を餌にして岸壁から放り込んでおきました。
そこで採れたイソッピをみそ汁で昨夜頂きました。甲羅をタワシで洗って粉砕してみそ汁に入れるだけです。タワシで洗うのは雑味を取るためです。
その蟹網に今朝はタコが入っていました。タコは白くなっていますが、これは背景に合わせて色が変わったものです。引き上げた直後は一緒に入っていたイソッピと同じ色です。
イソッピがかなり入っていましたが、タコに2、3尾は食われたようで殻と足が散乱しています。餌のボラの頭も見えますが、ボラでなく蟹にタコが入ったのでしょう。
ほっこめ釣具店では蟹網が急に売れ出すかもしれない。
2010年9月13日月曜日
いすみのお祭り、アジ釣り
今日は玉崎神社のお祭りです。この社はいすみ市椎木にありますが、大同2年、平城天皇の御代にこの地に遷座されたと縁起にあります。
征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷を平定したのが大同元年だそうです。
玉崎神社は二ノ宮にもあって、東浪見にもあります。今日はその東浪見との2社のお祭りだそうです。どうもその辺りの事情が良く分からないのですが、私の住む和泉と隣の中原で神輿をだしています。海岸沿いに神輿がとおる場面です。
このお祭りについてご存知のかたは教えてください。
アジ釣りは朝も夕方も快調でした。私は朝、夕ともに1時間程度で、30尾を超えたでしょう。多い人は多分60尾を超えたのでしょう。
征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷を平定したのが大同元年だそうです。
玉崎神社は二ノ宮にもあって、東浪見にもあります。今日はその東浪見との2社のお祭りだそうです。どうもその辺りの事情が良く分からないのですが、私の住む和泉と隣の中原で神輿をだしています。海岸沿いに神輿がとおる場面です。
このお祭りについてご存知のかたは教えてください。
アジ釣りは朝も夕方も快調でした。私は朝、夕ともに1時間程度で、30尾を超えたでしょう。多い人は多分60尾を超えたのでしょう。
2010年9月12日日曜日
アジ釣り、サビキが違う?
この辺りの人は太東港で釣りをするときはイシモチ、アジ、サヨリが多いようです。もちろん、ヒラメやスズキを狙うひともいます。
事実、今日はヒラメをギャングでしとめた人がいます。ギャングはおもりをつけて碇ばりで海底を浚ってきますから何が来てもおかしくない釣りです。
アジ釣りは空サビキでコマセ無しでひたすら遠投してリールで糸を巻き取り通りかかった魚が気に入ってくれるのを待つという感じです。だがこの釣りは群れに当たると瞬く間にバケツがいっぱいになるくらいに釣れます。今朝は70釣ったとか、あと4尾で100だとか自慢している訳ではないのですが、周りから見ると自慢にしか聞こえない会話があります。
群れにあたると、1回で5、6尾かかるのですから朝の2時間でそのくらいは釣れます。
この投げのつりですが、
不思議な事に両隣で5尾くらい引き上げるのに真ん中はゼロということがあります。
どうも方角と距離で単純に群れにぶつからなかっただけのようです。でもこれが2投、3投と続くと???が頭の中を駆け巡るのですが、そのうちに自分だけ来たりするといっぺんに不安解消してしまうところが面白い。
しかし釣り終わってみると、
他を抜きん出て釣れる人はやはりおります。
こういう名人の技を盗もうといろいろと仮説をたてて検証するのも釣りの面白さです。
サビキが違う、リールの仕方が違う、ライントラブルが少ない、手さばきがきれい、遠くに飛ぶ、仮説はたくさん立ちます。
だが最近、発見した技があります。それはサビキがきれいだということです。枝スがよく張り出している、釣り針に錆がないのです。100円のサビキでも釣れますが、300円台後半のサビキがやはり良いのです。同じ値段でもいつまでもきれいなサビキとすぐに垂れるサビキがあるようです。
それにリールの仕方が違います。上手な人は途中でスピードが変わります。針にかからないまでも糸に魚が当たるのが分かっているようです。しかもアジが当たったのか、イワシがあたったのかが分かるようです。これはもう熟練することしかないのですが。
最後に明日は玉崎神社のお祭りです。
漁船に大漁旗が掲げてありました。
事実、今日はヒラメをギャングでしとめた人がいます。ギャングはおもりをつけて碇ばりで海底を浚ってきますから何が来てもおかしくない釣りです。
アジ釣りは空サビキでコマセ無しでひたすら遠投してリールで糸を巻き取り通りかかった魚が気に入ってくれるのを待つという感じです。だがこの釣りは群れに当たると瞬く間にバケツがいっぱいになるくらいに釣れます。今朝は70釣ったとか、あと4尾で100だとか自慢している訳ではないのですが、周りから見ると自慢にしか聞こえない会話があります。
群れにあたると、1回で5、6尾かかるのですから朝の2時間でそのくらいは釣れます。
この投げのつりですが、
不思議な事に両隣で5尾くらい引き上げるのに真ん中はゼロということがあります。
どうも方角と距離で単純に群れにぶつからなかっただけのようです。でもこれが2投、3投と続くと???が頭の中を駆け巡るのですが、そのうちに自分だけ来たりするといっぺんに不安解消してしまうところが面白い。
しかし釣り終わってみると、
他を抜きん出て釣れる人はやはりおります。
こういう名人の技を盗もうといろいろと仮説をたてて検証するのも釣りの面白さです。
サビキが違う、リールの仕方が違う、ライントラブルが少ない、手さばきがきれい、遠くに飛ぶ、仮説はたくさん立ちます。
だが最近、発見した技があります。それはサビキがきれいだということです。枝スがよく張り出している、釣り針に錆がないのです。100円のサビキでも釣れますが、300円台後半のサビキがやはり良いのです。同じ値段でもいつまでもきれいなサビキとすぐに垂れるサビキがあるようです。
それにリールの仕方が違います。上手な人は途中でスピードが変わります。針にかからないまでも糸に魚が当たるのが分かっているようです。しかもアジが当たったのか、イワシがあたったのかが分かるようです。これはもう熟練することしかないのですが。
最後に明日は玉崎神社のお祭りです。
漁船に大漁旗が掲げてありました。
2010年9月8日水曜日
野の仏
海にばかり行っているのではありません。
すこし古いですが、今年の三月に山の方に出かけたときに見つけた野の仏さまです。
徳川吉宗の時代です。 享保大飢饉があって西の方は大変な時代だったようです。
この辺りのことはあまり分かりませんが。
新井白石が生まれ、荻生徂徠、紀伊国屋文左衛門、 近松門左衛門が死んでいる時代。
そばに万木城がありますが、城主は土岐で、 なんと斉藤道三に美濃を追い出されて、 里見氏の支配にあったようです。
少し引用します。
万喜城に拠った土岐氏は、清和源氏頼光流土岐氏の後裔という。 美濃守護土岐頼芸の一族が、 斎藤道三のために家運の衰えたのを恨み、 美濃を出て諸国をめぐって武者修行をし、のち関東に下り、 やがて上総万喜に居住し、 里見氏の知遇を得たというのが定説である。
引用終わり
この辺りは天台宗のお寺がたくさん有ります。 土岐が勧進した寺もあります。
この城はよくわからないのだが御子柴(神子柴) 典膳ゆかりの城だそうです。この城では いすみ市の居合い抜きの試合があります。御子柴典膳は伊東一刀斉の弟子で、 後に小野忠明に改名した小野派一刀流の開祖だそうです。
こんな事がありました
2010年9月6日月曜日
アジ釣り
毎日早朝から防波堤で空サビキが盛んです。この1週間はめぼしい釣果がなかったなか、今朝の釣り人はラッキーでした。いつもは9人程度いるのに今朝はどういう訳か4人、私が6時過ぎに着いたときは既に30−40尾がバケツに。しかし6時からはほとんど釣れていないそうです。手頃な距離、70メートルくらいか、に群れが近づいたその瞬間に釣れ盛るのですが、もう通り過ぎてしまったのでしょう。
スナメリが顔を出していました。残念ながら撮影はできません。カメラを出したときはもう遠くに泳ぎ去ってしまいます。広い太平洋ですから群れをおって何処までも行くのでしょう。
今朝の新聞によると夷隅川河口ちかくの砂浜にカズハゴンドウというイルカの仲間が打ち上げられていたそうです。この近くに生息しているので、スナメリと思っているだけで、打ち上げられたカズハゴンドウの家族かもしれません。
写真は朝日を浴びた足元の波です。
2010年9月4日土曜日
アグリ舟、ボラを締める
太東港の今朝は釣り人には散々でした。昨日からスナメリが徘徊して今日は足元までよってきて、おまけにアグリ舟まで。このアグリ舟はイワシを追い立てているのだそうです。ぐるぐると廻りながら仲間の舟に追い込みます。
これが沖で待っている仲間の舟です。舟の間に網を張っています。この間、スナメリが顔をだすのですが、撮影できませんでした。
アグリ舟、スナメリ、陸の釣り人の競り合いです。もちろん一番勝ったのはスナメリでしょう。
帰りにボラを頂きました。投網にかかったのですが、通常は捨ててしまうのですが、お願いしていただきました。ボラはいやがる人がいるのですが、これは美味い魚です。上の写真で釣りをしている方にボラの締め方を教わりました。内蔵を出すときに心臓は残しておいて、海にまた放すのです。そうするとボラは丈夫な魚ですから泳ぎ回ります。その結果血抜きが完璧になるそうです。
今晩はボラの洗いです。
この前のチンチン、イカ、石蟹はブイヤーベースにして頂きました。
石蟹はフードプロセッサーで粉々に砕いて煮立ったスープに漉しながら落とします。
だが石蟹は味噌が一番です。ブーヤーベースには合いません。味が強すぎるようで、全部蟹の味になってしまいました。トマトでも負けてしまいます。
これが沖で待っている仲間の舟です。舟の間に網を張っています。この間、スナメリが顔をだすのですが、撮影できませんでした。
アグリ舟、スナメリ、陸の釣り人の競り合いです。もちろん一番勝ったのはスナメリでしょう。
帰りにボラを頂きました。投網にかかったのですが、通常は捨ててしまうのですが、お願いしていただきました。ボラはいやがる人がいるのですが、これは美味い魚です。上の写真で釣りをしている方にボラの締め方を教わりました。内蔵を出すときに心臓は残しておいて、海にまた放すのです。そうするとボラは丈夫な魚ですから泳ぎ回ります。その結果血抜きが完璧になるそうです。
今晩はボラの洗いです。
この前のチンチン、イカ、石蟹はブイヤーベースにして頂きました。
石蟹はフードプロセッサーで粉々に砕いて煮立ったスープに漉しながら落とします。
だが石蟹は味噌が一番です。ブーヤーベースには合いません。味が強すぎるようで、全部蟹の味になってしまいました。トマトでも負けてしまいます。
2010年9月1日水曜日
稲刈りと投網のお裾分け
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