2014年3月17日月曜日

タコと鯛と平目

太東はタコが有名です。沖に根があって潮回りも良いのでカジメが良く育ち、それを食べるアワビが沢山育ってそれを食べるタコが旨いという輪廻です。タコは寒くなる12月に北のほうから降りてくるのだそうです。だからタコ漁は12月に始まって翌年の3月末でしまいます。
今年はタコの当たり年で港も忙しかった。いまはタコ壺を引き上げるので忙しくしています。漁師はカメと言ってますが昔は確かに瓶だったのです。いまはプラスチックでセメントの重しがついています。プラスチックですから四角で積み上げられるようになっていて、加工もできます。蓋がついていてネズミ捕りよろしくタコが奥にある貝に手を出すと蓋がしまるようになっています。
後日、タコ壺の写真をご覧に入れましょう。
鯛は風の強い春先に乗っ込みます。産卵するために浅い海に上がってくるのでタコを終わった次の獲物です。一昨日は二度も鯛の網掛けに出かけた船がいます。沢山取れると漁船も重そうに帰ってきます。今朝も網の準備をしていたので明日あたり鯛で忙しくなるでしょう。
平目は年中の獲物で特に寒い時に身の厚い平目は立派なもので1貫目はあるでしょう。鯛も平目も活きたまま捕ってきます。だから水揚げの賑やかさは良い景色になります。



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