電話があって港に着いたときはすでに暗くなっていました。
ランタンをぶら下げて堤防にうごめく人影に近づくと釣り友達が待ち構えておりました。
その足元に展開した殺戮の跡が写真です。
カスザメと呼ばれるエイとサメの間のような魚です。食べると非常に美味しいというので一部頂いて帰りました。とくに真ん中のひれの部分は抜群だそうです。
釣った本人はヒラメかと思ったそうです。猛烈な引きでしょうから当然です。しかし水面に出したときにジャンプをしたのでヒラメはあきらめたそうです。こいつの体長は90センチですが大きな個体では2メートルになるそうです。
一日置いて翌日くらいが食べごろです。魚はなんでもですが、釣った直後よりも一日置いた方が美味しいようです。あたらしいとこりこりしているだけで味はでません。さてこのサメの味はどんなもんでしょうか。
カスザメいいですね。こいつやサカタザメの鰭の皮を剥いで干物にしたことがあります。小さいけれど旨し。
返信削除そうそう、バターを使ってムニエルも旨かった。油っ気のない魚肉だからでしょうか。
返信削除カスザメをご存知のかたがこんなに傍にいたとは、さすがですね。
返信削除カスザメ食いました。バター焼きにしました。美味い、ものすごく、しかし圧力のようなものを口の中に感じました。
もっと薄切りにしてこんがり火を通したら良いかもしれない。
たくさんは食べたくない食味です。
捌くのに一苦労、包丁ががたがたになりました。